発ガン性が極めて高い六価クロムは、私達の身の回りに潜んでいます。
六価クロムが発ガン性が高い性物質である事実は、あまり知られていません。
私達は、六価クロム処理方法に４０年以上の研究及び開発実績を有しています。
薬を入れて混ぜるだけで濁り成分と六価クロムを完全に除去することが出来る画期的な方法です。
残渣は脱水性が極めて高く処理設備もコンパクトになり産業廃棄物の量が削減できます。
その他多くの有害物質を溶解した処理することができます。


　以下既存設備への供給装置設置フロー図（例）

• 場所：某社 Ｋ工場
• 処理条件

• 凝集 剤：スーパーナミット ＴＮ３１５ＣＫ
  使 用 量：５００ｐｐｍ
  処理水量：４０ｍ^３/Ｈｒ

• 処理結果（１）

  	比 重	ｐＨ	ＳＳ(mg/L)	全クロム（mg/L）	六価クロム（mg/L）
  原　水	1.057	12.8	55,800	10.60	0.37
  処理水	1.002	12.8	9.5	0.06	0.01以下

  単位：mg/L（ｐHは無し）＊は排出量による

  強アルカリ下において、ＳＳ及び六価クロムは完全に除去されています。

• 処理結果（２)

  	原　水	通常上澄水	※ＳＮ処理水	上乗せ基準
  ｐH	12.7	13.1	12.4	6.0〜8.5
  ＳＳ	35,400	2.6	1.5	20〜70*
  CODMn	151	21.4	18.6	20〜70*
  BOD	28.7	16.9	18.2	20〜70*
  六価クロム	0.41	0.08	0.01以下	0.05以下
  Cd及びその化合物	0.01以下	0.01以下	0.01以下	0.01以下
  砒素及びその化合物	0.065	0.01以下	0.01以下	0.01以下
  シアン化合物	0.01以下	0.01以下	0.01以下	不検出
  有機燐化合物	不検出	不検出	不検出	不検出
  全クロム	0.58	0.17	0.01以下	.1以下

  単位：mg/L（ｐHは無し）*は排出量による　　※SN=スーパーナミット

  スーパーナミット（ＳＮ）処理により、強アルカリ化においても、六価クロムは0.41mg/Lから0.01以下まで除去された。また、砒素及び ＢＯＤ、ＣＯＤの一部も除去されている。

• 場所：Ｋ工場（滋賀県）
• 処理条件及び処理結果（下表）

  処理条件	処理装置	ＴＳＮ−０７ 型
  	処理量（m3／ｈ）	5
  原水の性状	種類	終末排水
  	水温（℃）	18
  	ｐＨ	12.6
  	ＳＳ（ｍｇ／Ｌ）	34.2
  	六価クロム(mg/L)	0.32
  中和処理		無し
  スーパーナミット	品種	ＴＮ３１５ＣＹ−Ｋ３
  	添 加 量（ｍｇ／Ｌ）	500
  処理水の性状	水温（℃）	18
  	ｐＨ	13.1
  	透視度（度）	30 以上
  	六価クロム(mg/L)	0.01以下

• 場所：Ｋ社（滋賀県）

• 試験水：某印刷工場排水
• 処理手順

  1 ）　消石灰によるアルカリ化（ｐＨ１２）
  2 ）　スーパーナミットＴＮ３１５ＣＹ−Ｋ５（０．４％）添加撹拌
  3 ）　フロックの沈降、ろ過・脱水

• 処理結果

  	原　水	処理水
  外　観	暗緑色懸濁	微黄透明
  濁　度（度）	2,350	5.6
  ＣＯＤ（ｍｇ/Ｌ）	650	377
  ｐＨ	3.3	8.9
  ６価クロム（ｍｇ/L）	120	＜0.05
  写　真	写真−１