スーパーナミット処理の適用例:含油排水への適用例


重油タンク洗浄排水への適用例

含油排水には、一般に浮上油及びエマルジョン状態(油が水の中に微細な液滴となって分散した状態)油分並びに水中に溶解したCOD(化学的酸素消費量:水中の有機物を酸化剤で酸化するのに消費される酸素の量で水質汚濁の指標の1つ)成分に相当するようなものや臭気成分が含まれる。
これらを特殊吸着剤NAC−01により一括吸着除去した後スーパーナミットで凝集沈殿させることも可能であるが、浮上油や分散油等の遊離の油がNAC−01の表面を覆ってしまうとその吸着効率を低下させるので、予め、油吸着剤CS−05を添加して遊離の油分を吸着した後にNAC−01を添加してスーパーナミットで凝集沈殿させる方法が好ましい。
火力発電所等の燃油タンク洗浄排水は、従来、全量を産業廃棄物となっていたが、この方法を用いて処理を行うことにより、処理水は放流可能なレベルのものとなり、凝集沈殿したスラッジのみが産業廃棄物となるので、大幅な減容化が達成されている。